アルバイトの求人広告。応募がこないと悩んでいませんか?

こんにちは。Push!です。私達は飲食業界に特化して人材の募集・発掘をサポートしております。今回はよくお受けるご相談について、少し考察してみようと思います。

店舗さまからよくお受けするご相談内容のうち、多く出てくるのが「アルバイトの求人広告を色んな媒体に出しているけど、応募がなかなか来ない。以前はもう少し反応があって、人材募集にそこまで苦労した記憶はないんだけど。。。」というもの。

飲食業界は今も昔も若い人たちには人気の職種です。求人広告も、店頭張り紙を始め求人雑誌・Web広告など多様に展開されています。

そして、実際に飲食店で働いている若者は依然多いのが実情です。これは都市部でも郊外でも同様。ではなぜ、以前と比べて募集が少ないと感じられるのでしょうか?

キーワードは「求職者が見る情報量の変化」です。どういうことでしょう?以下に、あなたの疑問を丁寧にひも解いていきます。

なぜ求人広告で応募が来ないのか

ではピンポイントに、求人広告に応募する人が少なくなっている理由を3つ挙げてみます。

悩む女性

労働者人口が減っている

昨今の少子高齢化の影響はすでにご存知かと思います。子供の数が減れば自ずと若年者層の数も減ってきます。

具体的な数字を見てみましょう。厚生労働省の統計では、15歳から29歳までの若年労働者の数は20年前の2000年で1,588万人いました。直近の統計の2017年では1,163万人になっています。

労働経済の基礎的資料

https://www.mhlw.go.jp/english/wp/wp-hw3/dl/j1_05.pdf

引用元:厚生労働省

約20年で425万人も減少しているのです。大学近くにお店を構えているなら、まだ人は集まるかも知れませんが、母数として応募してくる層の人口そのものが急激に減少している事実は把握しておいたほうがいいでしょう。

強豪が多い

若年層人口が減っていることは分かりました。では、飲食業界の店舗数はこの20年でどう変わったのでしょうか?一般社団法人フードサービス協会の調べによると、店舗数は2000年と比較して2019年現在、2000年比約2.5~3%の減少となっています。

外食産業市場動向調査

http://www.jfnet.or.jp/files/getujidata-2019-03.pdf

引用元:一般社団法人 日本フードサービス協会

約26%減っている人口に比べると減少傾向は緩やかです。すなわち、応募者1人に対し求人をかけているライバル店舗の数は、増加していると言えるわけです。この大勢の強豪の中から、いかにあなたの求人広告を見つけてもらうか。ここに勘所があります。

店舗の魅力をうまくアピールできていない

「求人広告は媒体に出したらそれでおしまい」と考えていらっしゃいませんか?

この20年で若者のライフスタイルは大幅に変わりました。現代ではほぼ全ての人がiPhoneを始めとするスマートフォンを所持しています。コミュニケーションの方法が変われば、アルバイトを探す方法も必然的に変わってきます。紙媒体も依然メインプレーヤーではありますが、どちらかと言えばWeb広告やアプリでの人材確保に主戦場は移ってきています。

こうしたフィールドでいかに効果的な求人広告を出せるかが、現代の人材募集のキーになります。

効果的なアルバイト向けの求人広告とは

さて昨今の求人業界の実情をお話しました。では、効果的なアルバイト向けの求人広告とはどういったものでしょうか。どういった点に気をつければ、並み居る強豪に打ち勝ち、優秀な人材を集められるのでしょうか?

求人広告は具体的にわかりやすく、そこで働くイメージがわく文章に

求人広告の原稿、上手に業務内容を説明できていますか?

「誰にでもできるシゴトです」「簡単な仕事です」などの文言は簡単に思いつきますしキャッチーかもしれません。
しかし、実際にあなたの求人広告を見に来る若者にとっては、ぼやけてしまって何を要求されるのか分からず逆に不安になってしまうのです。

それよりも、「研修制度が整っているので未経験からでも安心してスタート可能!」「リピーターが多く、気さくなお客さんが多いです。、「昇給や交通費支給に関して柔軟に対応!」など、より具体的に勤務の実態を書くことで、応募したい人の不安をやわらげる文章が魅力的に映ります。

写真を使ってお店の雰囲気を伝える

求人広告を掲載する際、他社の動向を気にしてよりきれいな店舗の写真を載せたがる方がいます。もちろん、清潔感のある写真は飲食業界では重要なポイントでしょう。しかし、あまりに実態とかけ離れた写真を載せても、いざ面接となった際、もしくは働き始めた際の幻滅感は大きいものになってしまいます。これではせっかく応募してくれたのにすぐに辞めてしまう原因となってしまいます。

きれいな写真も結構ですが、より実情に近い写真の掲載をおすすめします。綺麗さも重要ですが、お店の雰囲気が伝わるような、キッチンに集まるスタッフの写真や、一生懸命に仕事にあたっているスタッフの写真など、「あ、この仕事おもしろそうだな」と求職者の興味を引く写真が良いでしょう。

合わせて、現スタッフの体験談などの掲載も効果的です。アルバイトを探している人は、より具体的な働くイメージを欲しています。同世代が働いている環境や、未経験者がステップアップしていく過程などを読み、「自分もこんなスタイルで働いてみたい」と思えるようなストーリーが必要となるのです。

各求人広告媒体の特性を見極める

上記で説明したように、求人広告には、大まかに言うと、紙媒体・Web媒体・アプリを通した募集の3つのタイプがあります。紙媒体にしろWeb媒体にしろ、強みとしている層や地域に差があります。アプリ利用であれば、スマートフォンで気軽に閲覧可能な一方で使いこなすにはある程度のリテラシーが必要なこともあります。

こうした求人媒体が溢れかえっている現状では、「ここに出稿して募集をかければ大丈夫」というようなオールラウンダーな媒体はありません。各誌各媒体の特徴を掴み、その媒体がターゲットにしている層と皆様が求める人材の層が一致する媒体で求人しないと意味がないのです。

費用対効果に見合う効率のいい求人広告とは

多様を極める求人媒体の実情をお話しましたが、となると「片っ端から広告を出向すればいいのか」と考える方もいらっしゃるかもしれません。しかし広告出稿にはもちろんコストがかかります。無尽蔵に求人にお金をかける方はおそらくいないことでしょう。費用対効果はどのフィールドでも重要です。では、かけるべきコストとそれに見合う効果を引き出すにはどうしたらいいのでしょうか?

そう、そこで重要なのが、冒頭でお伝えした「求職者が見る情報量の変化」です。この「求職者が見る情報量の変化」に対応しているかいないかが非常に重要です。

求職者は応募を決める前に何を見ているのか?

スマートフォンが普及し、インターネットから得られる情報も増えてきました。もちろん求職者も色んなサイトを見て会社の事を調べています。

そして、ここが重要です。

求職者のほとんどが求人サイトだけでなく、興味を持った会社のホームページを閲覧しているのです。また実際の店舗を見に行く、実際に食事してみる人も一定数います。先にも述べましたが、実際に働くイメージを応募前に実感したいのですね。

リアル店舗に関しては、すでに自信を持って内装外装を手掛けてらっしゃると思います。お料理にしても、こだわりの詰まったメニューが展開されていることでしょう。

では、ホームページはどうですか?

求職者がそこで働きたい、応募してみたいと思うような内容になっていますか?

もし、ホームページには力を入れてないようでしたら、改善ポイントは、ズバリ「店舗のホームページ」です。

ホームページの閲覧から求人応募につなげる

多くの場合、ホームページでは業務内容・営業時間・店舗の様子・メニューなどが掲載されていることと思います。場合によってはSNSとリンクして最新情報を常に更新されている方もいらっしゃるでしょう。

ホームページの主な役割は、顧客を集めることと情報発信にあります。店舗の魅力をインターネット上で発信することで、目の前を通り過ぎる人だけでなく、より多くの方に店舗のことを知ってもらうのです。

しかし、ホームページの役割はそれだけにとどまりません。アルバイト募集でも威力を発揮します。前述のように応募者のほとんどはインターネット上で応募したいお店の情報を検索し、ホームページを閲覧しています。であれば、そのアクションから直接応募までつなげてしまいましょう。ワンストップでいかにその先につなげられるか。ここに求人に対する費用対効果を最大化する秘訣があります。

Pushの提供サービス

店舗ホームページ内に魅力的な求人サイトを作り込むことで、優秀な人材を募集することができます。

これは「求人サイトの作成」だけにとどまらず「募集したい層の確定などプランニングからしっかり対応」「店舗ホームページ自体の運用」「Web検索で効率的にヒットするよう運用」「求人・採用に関する様々な面でのサポート」などに対し、一貫しご協力できる体制を整えております。

状況の変化や、店舗のスタイル変更にも随時対応。多店舗展開などでの大量の人材確保のお手伝いもすることができます。

求人でお悩みの際は、まず、弊社にご相談ください。現状を踏まえ、ベストな解決策を提供致します。

自社HPと求人はリンクしている!魅力的なホームページで集客し、アルバイトの求人応募もゲット!

今回は飲食業界でさまざまに悩まれている「求人」にテーマを絞ってお話ししました。

もし、皆様の中で求人やアルバイトの人材についてお困りのことがあれば、ぜひ弊社にご相談ください。

飲食業界は若年層にとても人気な業界です。優秀な人材を集め、店舗をより魅力的なものにするお手伝いができれば、幸いです。